自分の中にいた自分達~存在認識編~
時代が時代なのか、扁桃腺をやられて、10日間程寝込んでいた時のこと。
病状としては扁桃腺の腫れによってモノが食べれない、唾液を飲み込むのも喉が痛い状態。
仕事中に喉に痛みが出てきていたので、喉に効く風邪薬を飲み始めて対策を立てようとしたが、叶わず。悪化の一途をたどりました。
その仕事が一段落した帰りにもうどうにもならない疲労感を感じて、つらい喉の痛みに効く風邪薬と扁桃腺炎用の薬を購入し帰宅。本来は食後に飲むべきものだったけど、眠りたい衝動に駆られたので薬を飲んですぐ就寝。
この時に既に兆しが表れていたのかもしれません。
意識ある状態で寝ている中、意識内で会議が行われていました。
A「なんか身体熱くない?そんなに病んでる?」
B「風邪薬の効果じゃない!?病原体と戦ってくれてる証拠でしょ」
C「それにしても尋常じゃないくらい汗かいてる。特に髪の毛。この時期の寝汗ってレベルじゃない。真夏レベルだよ。」
A「でしょ。パーカーも湿ってるし、パンツも重い感じする。」
俺「君ら誰?」
A「俺です」
B「大きく言えば俺も俺です」
C「俺の各身体のパーツですね」
俺「パーツ」
A「頭とか腕とかね」
B「怪我したり病気の時によく意識してたでしょ」
C「治したい箇所に集中してる、けど喉の意識は今はいない」
身体に意識が存在してたんだ!?漫画とかで読んで確かに意識のイメージを持つようにはしてたけど。。。とはいえ、この3人の誰がどこの意識なのかは不明瞭な感じ。言うなれば多重人格のイメージに近い気がする。
以前このブログに多重人格者っぽい人の人間観察の記事を上げたなー、と思いだす。
目を開けると確かに半端ないくらい汗をかいてる。身体が重い、そして喉が痛すぎる。
心なしか口の周りも痛い。けど鏡を見る限り。。。
扁桃腺がすごい腫れてる。結構やばいぞこれ。触るとしっかり熱がある。
コロナか!?ワクチンは3回しっかり摂取してたけど、とうとう感染したのかなー。
とにかく明日病院だ。仕事も休むことにしないと。
翌朝、仕事先に電話。自宅にあった抗原検査キットを使用する限りでは陰性。よし、普通に病院行こう。発熱対応外来の病院をネットで検索。今日の今日で予約できた病院をとりあえず予約。PCR検査対応もしていたので検査してもらい、やっぱり陰性。
飲み込みは痛いだろうけど、頑張って飲み食いして、薬を飲んで安静にしていること
お医者さんは軽く言ってくれるが、飲み込むのに覚悟がいるんだってば!
コンビニでゼリー系のパックを買い込み、ミネラルウォーターも2Lで数本買い込もうとしたが、体調悪くてたくさん持てない。。。立ってるだけでもうクラクラする。ということでミネラルウォーターはとりあえず1本購入
その夜
A「とりあえず病院行けた。これで治るだろうよ」
B「良かった良かった。今日からちゃんと口閉じて、鼻呼吸メインね」
C「そうそう鼻呼吸大事。というか口開け禁止」
A「仰向けも禁止で。枕元に簡易扇風機ずっと回しておこう」
B「いや、仰向けでいいんじゃない!?」
C「痰絡んだりして呼吸困難起こすかもしれんから横向きじゃない!?」
B「ってか今日も汗すごいな。水分補給こまめにね」
C「そうだね。熱い。唇乾いてるから、水飲もう」
A「水、水、けど身体動かないね」
B「俺さん動いて、飲もうよ」
俺「おまえら、いろいろうるさい。これ、俺の意識下なんだろう!?動かないってことは腕の意識はいないってことなのか!?」
A「いや、腕は動かせる。布団をどけるとかはしてるでしょ。水にも手はかかってる」
B「そうそう、邪魔してるのは『俺本体』なんだよ」
C「飲むには痛みが伴うから本体の意識が重要になる」
俺「そういうものなのか、確かに痛みがあると意識はっきりしちゃうから、こういう感覚が逆に阻害されてしまうのかもな」
A「本体が思うより、俺らは自分勝手だから気を付けてね」
そして薬の効果が出ているのかどうか分からないが、
薬服用→1時間後大量発汗→発熱し喉の痛み緩和
そして下腹部に湿疹群を見つける。。。
次回に続きます。